こんにちは。
佐賀市の歯医者「さがなべしま総合歯科・こども歯科・矯正歯科クリニック」です。
歯科矯正の一つに、マウスピース型の矯正装置「インビザライン」をはめるだけで歯を動かしていく矯正治療があります。
透明なので目立ちにくく、食事や歯磨きをするときには取り外せるため、「インビザライン」は人気の高い矯正装置です。
今回は、マウスピース型矯正装置「インビザライン」で歯が動く仕組みをわかりやすく解説します。
歯が動くのは「歯根膜」のおかげ
歯根は、直接顎の骨に埋まっているのではなく、「歯根膜」という繊維質の組織によって顎の骨に結えつけられている状態です。
この歯根膜は、一定の厚みに保とうとする性質があり、これを利用して、歯を目的の位置まで移動させることができるのです。
インビザラインで歯が動く仕組み
マウスピース型矯正装置「インビザライン」を装着して、歯に一定の方向で力が加わると、歯根膜の中で、骨を作る細胞(骨芽細胞)と骨を溶かす細胞(破骨細胞)が形成と吸収をするリモデリングが起こります。
つまり、力が加わっている側の歯根膜は圧迫されるため骨を溶かしてスペースを作り、一方で、反対側の歯根膜はスペースが空きすぎてしまわないよう骨を作ってすき間を埋めるのです。
こうして徐々に歯が移動していきます。
このリモデリングによって、インビザラインできれいな歯並びに整えることができるのです。
インビザラインは正しく使うことが重要
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、1日に装着する時間が決まっています。
つけ忘れたり、装着時間が短かったりすると、望んだ効果を得られない場合があるので、正しく使って、美しい歯並びをめざしましょう。
土曜も17時半まで、平日は18時半まで(2023年11月現在)診療している「さがなべしま総合歯科・こども歯科・矯正歯科クリニック」では、インビザラインなどのマウスピースを使ったワイヤーレスの矯正治療をメインに治療をおこなっております。
目立ちにくいマウスピース矯正をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
※自由診療です。
※インビザラインなどは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。